■今回のスイスフランショックで、海外FX業者の存続が
危ういところがでてきています。
1社は、アルパリジャパンの親会社である「Alpari UK」です。
この会社はサッカープレミアリーグ、ウエストハムユナイテッドの
スポンサーであり、世界20ヶ国以にサービスを提供し、またMT4を
扱って業者の中でもスプレッドも狭いレートを提供している会社です。
この「Alpari UK」は先日、破産手続きに入っている事を発表しています。
■そして、「Alpari UK」の子会社である「アルパリジャパン」も
顧客のポジションを全て決済すると表明しています。
勿論、新規注文、口座開設も中止になっています。
そうなると、スポンサーが現れない限り、今後同レベルのサービスは
無いと思った方が賢明で、実際当社のお客様も他の会社さんを
探しています・・。
心配なのは、顧客の証拠金です。
「アルパリジャパン」によると、「すべて信託保全の対象」と
HPにも記載してありますが、数年前にはある会社が「信託保全」を
していなかったとして、結果6割程しか戻って来なかったという例も
あります。
■ここで国内の「信託保全」が実際に機能しているかどうかが
分かると思います。
仮に機能しないということであれば、今後ははやり資金力のある会社、
または自己資本比率が良いところを、条件の1つに加えることが
より重要です。
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■「グローバル・ブローカーズNZ」も既に破綻(閉鎖)、
また、米国FXCMも2億2500万ドルを借り入れているとのことで、
現在スポンサーを探しているとの情報があります。
国内業者にもレートを提供している、ドイツ銀は、1億5000万ドル
の損失、バークレイズは約1億ドル程の損失となっているとの
ことです。
幸い、国内業者単独ではスイスフランの売買が大きくない為、
経営を揺るがすというニュースは無いのですが、海外に親会社を
置く会社さんはまだまだ分かりません・・・
■今回のスイスフランの急変は、為替市場だけでなく、
金融全体に波及するでしょう・・。
実際に、ポーランドの住宅ローンの半分近くはスイスフラン建てです。
そうなると、ローン返済の負債が増え、返済不可能になる
ことも考えられます。
この様に、今後スイスフランの急変で世界を揺るがすことが
起きると言っても過言ではないと思っています。
■実際のFXトレードでは、ロスカットが重要なのは当たり前ですが、
異常事態になると、元々の置いてあるロスカットポイントでは
決済が出来ないこともあるという事です。
無暗に必要額以上の「証拠金」は預けない事、つまり置いておくと
市場が急変した時、使っていない「証拠金」が減る可能性が
あります。
足りなくなった時に入金するというスタンスで、今ある「証拠金」内で
余裕を持った取引を心掛けるようにしましょう。
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