MT4 インディケータ解説
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MT4のインディケータ解説です。
本日は【BBands Stops Alert】について解説します。
■「BBands Stops Alert」は、ボリンジャーバンドの機能を残しつつ、より視覚的にも見やすくしたインディケータです。
ボリンジャーバンドは、正規分布と標準偏差を使ったテクニカル分析で、実際のレートがバンドの中にどの位収まるかを示しています。
■統計学上の正規分布では・・・、
±1σに収まる確率 は、 68.26%
±2σに収まる確率は、 95.44%
±3σに収まる確率 は、99.73%
と言われています。
実際は、ロウソクの上髭、下髭があるので、上記以上の確率で収まるということではないのですが(実際は終値なので)、±2σの場合、大半が上下のバンドの収まるということになります。
■使い方は・・、
バンド内の移動平均線が横ばい、または収縮に向かう時に「逆張り」として、+2σ近辺で売り持ち、-2σで買い持ちといった売買になります。
「順張り」としては、+2σを終値でしっかりと上抜けた時に、その流れに沿って買い持ち、また、-2σを終値でしっかりと下抜けた時に、その流れに沿って売り持ちと判断します。
大事な点は、
・バンドが拡大から収斂しているのか?
・バンドが収斂から拡大しているのか?
・移動平均線は横這いかどうか?
単に、±2σを超えた、収まったという様な単純な判断でなく、それまでの流れと比べて今は
どうなっているか?に注意を払う必要があります。
■BBands Stops Alertは、ボリンジャーバンドの±シグマのライン内、どちらか1つのラインを表示したインディケータです。
上記の画像は、BBands Stops Alertに通常のボリンジャーバンドも表示しています。チャート内の左側のオレンジ色のラインは+2σです。また、真ん中からの緑色のラインは-2σです。
この様に実際の「BBands Stops Alert」は、終値ベースで+2σを超えると、-2σだけを表示し、-2σを下抜くと、+2σだけを表示します。
たた、ボリンジャーバンドはエクスパンションンで価格が大きく動くと、上下のバンドが広がりますが、BBands Stops Alertは下(上)にバンドが広がった場合でも、ラインは横這いになります(赤丸印)。
■効果的な使い方としては・・・、
BBands Stops Alertに関しては、「順張り」で使うと効果は高そうです。
例えば、+2σを超え下に-2σが表示されたら、ストップを緑のラインに置き、また-2σを下抜け上に+2σが表示されたら、ストップをオレンジのラインに置くようなイメージです。
ストップの位置を広げる(または狭くする)には、パラメータ欄のMoney Riskの数値を変更することで可能です。
また、初期設定では、BBands Stops Alertの表示数が少ないので、「Nbars」欄の数を増やすと、過去に遡ってみることが出来ます。
MT4インディケータ一覧は 以下からご覧になれます。またダウンロードページから自由にお使いになれます。
→→ MT4 チャートインディケータ BBands Stops Alert
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